れんぶろぐ。

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【書評】知的生産のシンプルな本質『イシューからはじめよ』

こんにちは、れんです。

 

今回は、ヤフー株式会社COO室室長

安宅和人》さん著『イシューからはじめよ』

を読んだので書評を書いていきます。

 

 

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

 

 

 

 この本から得られた財産

 

・本当に解くべき問題を『見極める』
・ムダを省く、削ぎ落とす、洗練する
・多角的に深考していく

 

 

1つずつ説明していきます。

 

 

本当に解くべき問題を『見極める』

 

問題は解くためにあると考えがちです。

 

出てきた問題をホイホイと解いていった結果、

本当に得たいものには不必要な答えであることってありますよね。

 

本書で述べているのは、

「まずは本当に解くべき問題を『見極める』ところから始める」ということです。

 

その問題に対して仮説を立て、その仮説に対しても『なぜ』を繰り返し問う。

こうすることで、本当に出すべき答えの仮説を立てることができるといいます。

また、「本当に質の良いイシューは100個中2〜3個だ」と述べています。

 

 

ムダを省く、削ぎ落とす、洗練する

 

とにかく考えのムダや不必要な情報を減らしていくことで洗練され、質の良いイシューを導き出すことができるのだと思います。

 

これは実生活でも役立っていて、

「時間が無い中で今考えるべきは何か?」

「本当に伝えるべきは何か?」

をひと掘りもふた掘りも考えることができています。

 

ムダな質問や考えても不毛なことを考えなくなったので、時間を有効に使うことができます。

 

 

多角的に深考していく
 

別の尺度から物事を捉えることが増えました。

また「この仕組みを別のものに転用できないか」と考えることで新たな発見をすることができます。

 

 

まとめ

やることは簡単ではないですが、この考えを

モノにすると結果的にやるべきことがシンプルになると考えます。

そうなると、思考の質が向上するのと同時に時間の短縮にもつながると思います。

 

興味がある方は一度読んでみてください。

 

それでは、また。